今日は、阪急富田駅南口から東へすぐの「喫茶・軽食 姉川」じゃ。

この「令和」の書を見よ!見事な筆遣いである。書道の腕前はかなりのものと見た。
店内にいると、ふと昭和の気分になってしまうのじゃが、この「令和」の書が、禅の警策の一打のように、意識を現在に呼び戻すのである。「喫茶」とあるが、禅で茶を喫するごとしなのではないかと、身が引き締まった次第じゃ。
なお、スタッフのお姉さま方は、とても親切で優しいぞ。

清潔に磨き抜かれた店内の壁にはメニューがある。
マイルドコーヒ
塩ラーメン250円
みそラーメン250円
出前一丁250円
・・・
出前でもないのに「出前一丁」。この4行目まで読んで、はじめて、2行目と3行目の意味を知るのである。奥が深い。禅の「十牛図」を思い出して身震いしたぞ。
最上段の「マイルドコーヒ」など畏れ多いと悩み、やはり初心者は下から2番目の「もち1個100円」くらいから始めるべきではないかとも考えたが、怖いもの見たさで、上から2つ目の「塩ラーメン250円」をお願いした。

やはりそうであったか。例の、あのおなじみの「塩ラーメン」である。麺の茹で加減もちょうどよい。定番のうまさじゃ。これをシンプルに、胡椒のみをふりかけていただく。真冬に最高の一杯じゃ。
かつて、八尾市には、ご当地のインスタートラーメンを提供する「Ohana」というお店があったのじゃが、閉店してしまった。テレビ(NHK)でも取り上げられたことがあったのに、おしいのう。

姉川さんも、もっと種類を増やしてもよいかもしれん。もちろん、今の3種類だけでも、十分に魅力的じゃ。
なお、たばこの苦手な方はご注意を。
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