わしが居城としていた普門寺じゃ。当時は普門寺城と呼ばれていたぞ。
江戸時代に建てられた門をくぐると、インゲン豆の語源になった隠元禅師が作った石畳がある。
石畳を進むと、国指定重要文化財の方丈が建っておる。ちなみに、この方丈は、建造物としては、高槻市で唯一の国指定重要文化財じゃ。
方丈の中にある狩野安信作の水墨画の襖絵は、拝観して、ぜひ実物を見て欲しい。
見事な枯山水の庭は、江戸時代初期の玉淵の作と伝えられているぞ。なお、これらの庭園も、高槻市で唯一の国指定の名勝じゃ。
他には、三好長慶の父・三好元長の仇ともいえる細川晴元の墓(宝篋印塔)もある。ぜひ参ってやってくれ。
拝観には事前予約と拝観料が必要じゃ。13時30分から16時までの間に、電話で予約するように。電話番号は、072-694-2093。間違えないようにな。
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